換気設備
付室および施設室の換気設備
7 換気設備
7.3 付室および施設室の換気設備
付室はその用途と汚染質の発生状況を考慮して、換気方式を決定する。
以下に示す室については、汚染された室内空気が隣室等に流出しないように、室内を負圧に保ち、またこの室からの排気を再循環空気として用いてはならない。
1)ちゅう房
2)駐車場
3)便所、浴室、湯沸し室
4)喫煙所
5)有害ガス、引火性ガスが発生するおそれのある室
6)粉塵、湿気、臭気等が大量に発生するおそれのある室
付室の換気方式は原則として第1種または第3種換気方式とする。ただし、第1種換気方式によるときは、室内空気が隣室等に流出しないように室内を負圧に保ち、また、この室からの排気を再循環空気として用いてはならない。また、第3種換気方式による場合は、衛生上支障がなく、かつ、給気不足のおそれのない場合においては、廊下等を経由した外気を給気として用いることもできる。
また、ちゅう房、浴室の在室人員や汚染質発生量が大きく変化する室については、省エネルギ−を考慮し、換気量を変化させることができる器具を設置することが望ましい。
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